40代主婦が茶道を始めるまで~禅語「少欲知足」との出会い~

知足のつくばい
京都龍安寺の吾唯知足
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40代主婦が茶道を始める決心をするまで

ちとせ

40代から習い事ってなんか恥ずかしい…

はむ

結構ハードル高いよね。

40代になってから何かを学ぶのって遅いと思いますか?
そんなことはありません。私の経験上、大丈夫した。
私と同時期に始めた方は、なんと80代の方です!   
20代から始めるのと、40代から始めるのと、80代から始めるのとでは意味も目的も違ってくるものです。   
だからいつ始めても遅いということはないんですね。
私は40代から始めたからこそ、禅を学ぶことに向き合えて良かったと思っています。

禅語に救われる(経験談) 

 
当時、父の病気の悪化、母の入院が重なり、精神的につらい日々でした。   
二人とも難病という現実。
主人や友達に話しても、なんで?どうして?という考えが消えず、苦しんでいました。   
そんな時、ふと立ち寄った本屋さんで  禅の本が目に留まり、   
最初の方を立ち読みしていたら涙があふれてしまいました。   
それは、「少欲知足」という言葉でした。

少欲知足とは?  

 「欲の多い人は、多くの利益を求めるために、苦しみもまた多いのです。   
一方、欲の少ない人は、求めることもなく、欲することもないので、

欲の多い人のような憂いはありません。   
もし多くの苦しみや悩みから脱したいと願うなら、

足ることを知りなさい。」

出典:1日5分朝の「禅のことば」練習帳より引用
  • before→まだ若いのに。もっと、親孝行したかったのに。今からだったのに。
  • after→いろいろな所に連れて行った。美味しいものもたくさん食べた。いっぱい笑った。

afterのように「すでに足りていることを知る」と思うようにして、自分を受け入れることにしたのです。

茶道の掛け軸で、禅語を学びたい


このようにして、私は「禅語」に救われたと感じ、禅に興味を持ちました。

茶禅一味」といって、利休も「茶の湯は第一仏法をもって修行得道することなり」という言葉を残しています。   
禅を学ぶことは茶道を学ぶこと、と捉え興味を持ちました。

日々是好日」を読み、映画の中の茶道の世界にも惹かれてしまいました。

映画の中の黒木華ちゃんみたいな、一行ものの掛け軸で禅語を学ぶイメージを持ち、
本だけで理解するよりは学びに行きたいと思ったんですね。    

20代にはもう戻れないので40オーバーではありますが(笑)、茶道を始めることを決意!
日々精進していきたいと思います。

40代でも何かを学んでいくことには、意味があると思います。
もし迷ってる方がいれば、背中を押したい、と思います。

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