茶道の中の音楽【音楽と茶道の似ているところは?】

茶道と音楽
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こんにちは、titoseです!
茶道を始めて半年が過ぎました。
先日、先生に隣に座っていただきながらやっと、”薄茶点前”をすることができました!!

もともと音楽マニアだった私ですが、茶道と音楽には結構似ているところがあることに気づきました。

titose

音楽好きの方は茶道も好き、かも・・・

今回は、

音楽好きの方が茶道にも興味を持っていただければいいな

という記事です。

目次

茶道の中の音に癒される

茶室という、異世界のような空間にはどういった”音”があると思いますか?

  1. 柄杓から注がれるお湯の音
  2. 釜のお湯が「シュンシュン」と沸騰する音
  3. ”帛紗さばき”での「パンッ!」と音を出す”ちり打ち”
  4. 茶筅で「シャカシャカ」とお茶をたてる音
  5. 季節ごとの風の音、雨の音


最近では、リラックスするためのヒーリングミュージックや眠りのための音楽、ホワイトノイズなどのアプリも人気がありますよね。
手軽に聴けるので私も利用していましたが、茶道の音は人工的ではなく、本物の自然の音だけあって、パワフルさが違います!

はむ

やすらぐ音を生で味わえるのは贅沢♪

閑坐聴松風(閑坐して、松風を聴く)

お茶の世界では、”釜のお湯が「シュンシュン」と沸騰する音”のことを『松風』というそうです。

一切の雑念を捨てて、心静かにただ松風の音を聴く。
心が急いでいれば気づかぬことが多い。
静かに座って耳を澄ませば澄み渡った音が聞こえてくる。

茶道と音楽の似ている点

1.立ち振る舞いの美しさ

  • 茶道・・・シンプルで無駄がないお点前の動作
  • 音楽・・・演奏するとき、正しい手のフォーム・運指にも無駄がなく美しい

2.デザインの良さ

  • 茶道・・・茶室やお道具は掛軸・花・茶碗など全て、ミニマムで美しいデザイン
  • 音楽・・・楽器自体のデザインの良さ、弾いてれば勿論のこと、飾ってるだけでもカワイイ

どちらも伝統的なデザインの素晴らしさがあります。

3.闘いとの関わり

茶道・禅と武士道・剣道には深い関わりがあります。
戦国・安土桃山時代、武士は常に死と隣り合わせであり、死を克服するために禅を学んでいました。
また、信長も秀吉も自ら茶の湯をたしなみ、茶道を完成させた利休は秀吉の茶頭でした。

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音楽にもボブ・マーリーなどに代表されるレベルミュージック(反体制、社会権力に抵抗する音楽)や植民地時代の黒人によるブルーズ・ジャズのようなブラックミュージックなど、闘いの歴史があります。

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